帰国子女の悩みドコロ

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帰国子女の悩みドコロ

帰国子女にだって、悩みくらいあるもんだ。そんな自身の悩みを学問として追及していたら、大学院にまで来てしまったというお話。

日本人を避けることが留学をより良いものにする訳では無い

本日のテーマ  
孤高の留学生

 

どーもー、おりばーです。

 

留学先大学のクラブ、サークル、学生団体。
何かに所属して知り合いを作りたいな~と思うはず。

どこに入ろうか迷っている時に、とても不思議な現象が起きていることに気が付く。

香港クラブには香港出身の生徒が集まる。
コリアン・ソサエティには韓国出身の学生が集う。

でも、ジャパニーズクラブには日本人が一人も居ない

漫画やアニメなどの日本文化に興味のある学生が集っているものの、「日本人」は見当たらない。
これは、何も僕の通っている大学に限ったことではないと思う。

留学や渡航経験者なら誰しもが一度は考える、現地での日本人との関わり方

「日本人を避けて、英語漬けの生活をするんだ!」という目的意識が、必ずしも留学を良いものにするわけでは無いということについて、今日は一緒に考えていこう。

 

日本人と過ごす時間は勿体ない?

 

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「わざわざ留学してるのになんで日本人ばっかりと遊んでるの?」
語学留学や「遊学」と揶揄されるような留学に対する批判で良く耳にする言葉だ。

語学力の上達を目標としている留学ならば、日本語ばかり使っていては勿体ない。
自分から積極的に外国語を使わざるを得ない環境に飛び込め。
日本人と居ると日本語に甘えてしまう。
もっと自分を追い込め!!

おそらくそのような気持ちが結果として、「日本人を避ける」という心理に繋がるのだろう。

日本語に甘えたくない!
もっとがむしゃらに外国語を使いたい!
そう思うのなら、好きなだけ英語でも何でも使えばいいさ。
チャレンジする覚悟というのは確かに留学において貴重なスキルだ。

でも、「日本人を避ければ英語が上達する」わけではない
過酷な環境に身を置けば、自然と言語が上達するだなんて思わない方が良い。

practicemakesbetter.hatenablog.com


英語を上達させたければ英語を好きになろう
英語を話す人を好きになろう
そして、自分と同じように、そんな英語を学ぼうとしている者たちを好きになろう

忘れてはいけない。
留学先で出会う日本人は言語習得の邪魔をする敵なんかじゃないんだ。
同じ目標を持ち、そして似たような悩みを持つ大切な仲間だ。

別にずっと一緒に居る必要なんてない。
チャンスがあるときは積極的に自分の安心できるゾーンの外に出てゆけば良い。
でも、いざと言う時に戻って来れる安心できる場所も、留学においては必要なものさ。

 

排他的になることにメリットなんてない

 

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日本人と一緒に居たくない。
日本人と関わりたくない。
日本語を使いたくない。

そうやって排他的になることは、結果として自らの交流の機会を削ってしまっている。

日本人との交流の時間は別に無駄じゃない。
そこから広がる人脈で思わぬ人や交流の場に出会えるかもしれない。

自分を甘やかしたくないというその気持ちは立派だ。
どんどん自分の意志でチャンスをつかんでゆけばいい。

でも、折角そんな立派な志を持っているのなら、「日本人を避ける」なんて極端なことにエネルギーを無駄に使わないで

自分を追い込んで、追い詰めて、逃げ道を奪う。
過酷な環境を自分で作り上げて、その「環境」に任せて自分を成長させようとする。

「自分を追い込めること」が強さなんじゃない。
「その先の目標が見えてる」ことが大事なんだと僕は思う。

何のための留学か。
何のために言語を学ぶのか。
それがハッキリわかっているのなら、「環境」に任せなくても自分の力で成長できる。

異文化や他言語の理解を深める為の留学を、自国の文化と言語の否定でしか身につけられないのだとしたら、それは凄く、もの凄く勿体ないことだ。

留学は何も外のモノを学ぶことだけじゃない。
知らなかった世界に触れることで、自分の世界を広め、そして再認識することだ。

外国の文化だって、新しい言語だって身につけてやる!
同じ国から目標を同じくして来ている人たちのことだって、ドーンと受け入れてやる!
それくらいの寛容さを、是非とも持って欲しいものだ。

 

なに人であれ、気が合わない人と関わる暇なんてない

 

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留学は時間制限つきの滞在。

肝心なのは「日本人を避けること」じゃなくて「気が合わない人を避けること」だと僕は思う。

日本人であれ、なに人であれ、気が合わない人と無駄にしている時間なんてないはずだ。
そんな人に「あなた」の貴重な時間を浪費されるのはあまりに勿体ない。

日本人の集団と一緒に居て楽しいけど、なんだか「日本語ばっかりしゃべってる」という罪悪感があるのなら、思い切って日本人同士で英語で話してみるのもアリだ。

全員、あなたと同じ学習者なんだから、互いに助け合えばいい。
一人では行く勇気がないイベントやパーティーも、日本人の友達と一緒なら行きやすい。

そうやって互いを頼りながら社交の場を広げればいいんじゃないかな?

 

結局は至極単純な話だと思うよ。

一緒に居て楽しく思えない人とは、一緒に居るべきではない。

たったそれだけのこと。

それは日本人だろうと、なに人だろうと関係ない。
気が合わない人と過ごしてる暇なんて、留学には無いんだ。

 

結論!日本人嫌いになっちゃあ意味が無い

 

留学に行くモチベーションなんて、人それぞれ。
そりゃ志が「あなた」とは違う人だって居るだろう。

留学がより身近な選択肢になっている現代において、今までの「留学」では考えられなかったほどに、留学先で日本語・日本文化に漬かっていられるようになったのも事実。

日本の友達とスカイプする。
ユーチューブで日本のお笑いを見る。
アジアンスーパーに言って日本食を食べる。

でも、そういう海外で触れられる「日本」も、とっても大事なものさ。

留学で寂しくなったとき。
日本語が恋しくなったとき。
人間関係で辛いことを経験したとき。

そういう時にとても力になってくれる。

 

日本人を避け、自分を追い込むことでしか何かを得られないと思うのなら、それは間違いだ。

留学は「外」の世界を知ることで自分の「内」なる世界を再認識・再定義する為の旅

外国を知りたいからと言って、日本を否定しないといけないような狭い許容範囲なのなら、それは成長じゃなくむしろ退化しているとさえ言えるんじゃないかな。

 

折角日本を飛び出して羽ばたきに来たのなら「日本人を拒む」という別の殻に閉じこもらないで。

 

どんとこい!

その気持ちがあれば留学はもっと楽しくなる。

 

では、僕から以上っ!!

 

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